ご確認ください
こちらの商品に用いられるミナペルホネン dop-tambourine生地は2024年10月の改定により、廃番が決定した張地となります。
メーカー在庫が無くなり次第の販売終了となり、ご注文のタイミングによってはご用意が難しい可能性もございますので、事前にお問い合わせくださいませ。
※新仕様のdop-tambourineは1割ほど価格が上昇する見込みです。こちらは情報が整い次第、販売を開始いたします。
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すこし高いのがすごく良い
1960年代からデザインは変えず、時代に合わせた新しい技術を盛り込んで座り心地をアップさせていったオークフレームチェア。そのマルニ60を代表するソファに、さらなる快適性を求めたハイバックモデルが追加となったのは2019年のことでした。
こぶし1個分、数字にすると10cmだけ高くなった背もたれは、数字以上の快適さを私たちにもたらすことになりました。
10cmは雲泥の差
前述の通り、通常のオークフレームチェアとの差は約10cm。
一歩間違えば間延びしたデザインにもなりかねませんが、見た目の美しさも損なわず、かつ快適な座り心地も実現した技術はマルニ木工ならではと言えます。
※モデル身長171cm
写真は左がハイバック、右は標準のオークフレームチェアです。背もたれの先端が成人男性ならハイバックチェアは肩とほぼ同じ高さ、標準のフレームチェアなら肩甲骨の中ほどの高さになります。
ほんの小さな数字に思えますが、背中を預けた時に体感する安心感は大きく異なります。
最高の座り心地のレシピ
マルニ60のソファ、フレームチェアは座面と背もたれで異なる2種類のクッションを使用しています。 背クッションはふんわりとやわらかなで、寄りかかるとホテルの枕のような「バフッ」っと包み込まれるような感覚を味わえます。 それもそのはず。ロール状の人工綿で包み込まれたフェザー(水鳥の背側に生えている、中でも軸が付いている羽毛を指します)は、軸が強く湾曲していることで弾力性に富んでおり、家具のクッションや枕といった耐久性や復元力が重要視されるものに使用されているのです。
座面クッションの中身は、綿とフェザーだけではありません。
その下に公共の乗り物(新幹線など)でも使用されている硬質ウレタンと中質ウレタンの4層構造を用い、クッションの型くずれを抑えつつ、粘りのある座り心地を実現しています。
さらにフレームも通常のソファとは異なり座面下には「ゴムベルト」を使用。これによってクッションの弾力にベルトの弾力が加わり、まるで「お尻が宙に浮いている」ような感覚を実現しています。
マルニ木工は1928年創業の日本でも有数の老舗家具メーカー。培ってきた知識や経験があり、修理技術にも優れている会社です。以前担当より「他社の椅子も直せます!」と聞いたことも・・。
技術があるからこそ、アフターサービスも安心です。
購入日より3年間は無償保証の対象。その後も有償での修理が可能です。
当店のインスタライブでもご紹介しました
オーク材の特徴
豊かな森を作り、古くから家具や建築材など幅広く用いられてきた木材です。
一番の特徴は、温かみのある素材感。板目に木取ると木目が出た頼もしく、柾目に木取ると繊細で優しい表情を見せます。製品に使用しているオークは、環境に配慮し、森林を守るため持続可能な森林経営に基づいて植林・伐採されている木材です。
マルニ木工では節(ふし)や色ムラ、虫穴といった不揃いな表情も木が活きてきた証であり、ありのままの姿として、これらの特性を生かした物づくりを行なっています。
※事前の木材の表情のご指定や選別、商品お届け後のイメージ違い等の理由による返品・交換はお受けできません。
※必ずしも全ての特徴が現れるとは限りません。
より詳細はこちらをご覧ください(別ウィンドウが立ち上がります)
張り地バリエーション
ミナペルホネンのタンバリン。
貼られている生地は2014年にミナペルホネンより誕生した新しく革新的なインテリアファブリックdop(ドップ)。イタリア語の語源"doppio"=「ダブル」が名前の由来。
由来からも連想できるようにダブルフェイスのモールスキンを使用しており、使い込むうちに、表面がすり減り、裏面の異なる色が出てくる生地です。
時間と共に表情を変え、愛着を持って長年使用できる。より特別を感じさせてくれるファブリックを使用しています。
※一番下画像右上の三角部分の色が裏地の色となります。
ちなみにモールスキンの語源は「もぐらの毛皮」。
ふわりと柔らかい繊細な起毛が心地よく、季節を問わず快適に使用できます。
仕様変更のご案内
2023年9月生産分よりグレーの仕様が変更となり、従来の張地に比べドットがやや濃くなりました。
マルニ60製品をご検討中のお客様へ
この度は当店をご覧いただきありがとうございます。
こちらの商品は受注生産品となっておりますが、ご注文後スムーズに手配を進めるため下記内容の事前確認をお願いしております。
今だからこそ伝えたい魅力
〜 vanilla代表 田中夫妻が語る魅力とは 〜
高価だと思われる方も少なくありません。 確かにカリモク60のソファなどと比較しても高額であることは間違いありません。
ですが、無垢のオーク材(ナラ材)を使っていますし、ナラは育つまでに100年の年月がかかります。
これだけの高級素材を使うからには座り心地にも妥協は似合わないですし、やがて変化していく木部やシートの感触などが楽しめます。まさに育てる家具と言えます。
このマルニ60 オークフレームチェアを選ばれる方は、気取らず、厳選して本当の意味でいいものだけを選ばれているようなライフスタイルを持つ。そんな40代のご夫婦が比較的多く見られます。
購入までなんども足を運ばれ「いろいろ見たけどやっぱりこれね!」家族のソファというよりは私たちのソファ。こんな思いで購入されています。
ブラックのビニールレザーはラインナップの中でも比較的安価で、手入れのしやすさからも一番人気のクッションになります。
最近我が家でも犬を飼うことになり、ペットとインテリアをどう共存しようかといつも悩んでいましたが、思いのほか犬って学習してくれていて、家具のダメージはほとんどありません。
家族がくつろぐ場所は犬もわかっているのですね!
このソファのフレームは2016年に生産国が中国になりました。昨今では原材料である木材が特に価格が高騰しており、値上げも検討されたそうですが、できるだけたくさんの方に使ってもらいたいという思いから中国の工場で生産することを決定しました。でもご安心ください。
生産国は変われどマルニ60の精神はそのままに、厳選された協力工場にて生産しています。
価格はそのままに今まで通りのクオリティを維持するため、定期的な検品や徹底した技術指導などを実施し、日本と同じ品質基準で生産を続けています。