日常に『座る』という贅沢を。
北欧デザインの巨匠、アルネ・ヤコブセンによる不朽の名作セブンチェア。その美しいフォルムに、やわらかなファブリックとクッション性を加えたフルパディング仕様は、見た目の軽やかさと心地よさを両立。フルパディングならではのやさしい座り心地が、日常にほっとする贅沢な時間を作ってくれます。
肉厚クッションが作る極上の座り心地
板座のイメージが強いセブンチェア。360°どこからみても美しいシルエットが目を惹くセブンチェアですが、それはフルパディングになっても同じ。ファブリックという表情が陰影を作り、より立体的な存在感を放ちます。
背もたれと座面まで均一に張られた肉厚のクッションは、硬すぎずやわすぎず、芯のある柔らかさで静かに身体を包み込みます。もう板座には戻れない、そう思わせる極上の座り心地があります。
並べるほどに引き立つ、名作の佇まい
セブンチェアはどこに置いても画になる椅子ですが、もう一脚をそっと添えたとき、空間にぴたりとした落ち着きが生まれます。
並ぶ名作が作る、見た目以上の静かな説得力。
1脚で成立する美しさと、2脚で広がる空気の心地よさ。
セブンチェアは、どちらも味わえる名作です。
デザイナー
アルネ・ヤコブセン(1902-1971)
デンマーク建築のモダニスト
アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)は、コペンハーゲンで生まれ育ちました。1927年にデンマーク王立芸術アカデミーをアーキテクトとして卒業、2年間コペンハーゲン市のシティー・アーキテクトとして仕事に携わりました。自身の設計事務所を開設後は、デンマーク建築のモダニストとして世界的に名前が広まり、デンマーク、ドイツ、英国に数多くの建物を残しています。アントチェアやセブンチェア、スワンチェアなど名作と呼ばれるデザインを世に送り出している他、照明デザインなども手掛けています。
ファブリックについて
こちらのセブンチェアで使われているファブリックは、フリッツ・ハンセンと同じデンマークのテキスタイルメーカーKvadrat(クヴァドラ)社のHallingdal 65(ハリンダル)が採用されています。
ハリンダルはウールテキスタイルの原型もなったKvadrat初のテキスタイル。1965年にNanna Ditzel(ナナ・ディッツェル)によってデザインされ、非常に優れた耐久性をもつ家具用ファブリックと知られています。Hallingdal 65はカラースケールを一新してリニューアルしたものになります。
Hallingdal 65は、ウールとビスコースで作られています。耐久性と柔軟性に優れたウールと色に輝きと深みを添えるビスコースは、お互いによく補いあう素材です。紡ぐ前に両方の素材を先染めすることで、ファブリックに豊かな質感がうまれています。(写真は拡大できます)
セブンチェアの座面裏にはスタッキング時に座面を痛めないようカバーが取り付けられています。また、正規品の証となるFRITZ HANSENのブランドタグも施されています。
スタッキングについて
通常のセブンチェアは最大12脚までスタッキングが可能ですが、フルパディング・フロントパディング仕様のセブンチェアは最大4脚までのスタッキングとなります。また、長時間重ねたままにした場合、下側の座面にスタッキングの跡が残る場合がございますのでご注意ください。
座面について
セブンチェアのフルパディング仕様はクッションの厚みがあるので、板座のセブンチェア(SH43cm)と比較して座面高さが約1.5cm高くなります。
モデル身長:165cm