826STANDARD UNITを生み出す際、最初にデザインされたのがこのスラットベンチ。
UNITシリーズの中で最も多くサンプルを作った傑作です。レッグは垂直に立つ木脚と細く斜めに立つ鉄製のヘアピンレッグ(いずれも別売)から選べます。
ナチュラルカラーの場合はベンチの外側のフレームと内側のフレームが同じカラーになります。ブラウンの場合は外側のみブラウンで、内側はナチュラルとなるためコントラストがでますが、ナチュラルは全体的に柔らかい印象の仕上がりです。
20mm幅の角材を20mmずつ空けて配置することで直線が強調され、建築的でモダンな印象に仕上げています。
前後両端のパーツのみ幅を持たせています。
ボックス同様45°のカットを施し、高級感とUNITシリーズ全体の統一感を表現しています。
背面にはスラットをしっかり支える幅広の桟を設置。
丈夫なビーチ材をふんだんに使ったスラットベンチは見た目の軽快さとは異なり、非常に丈夫な作りになっています。ウッドレッグとヘアピンレッグを取り付ける際に共通で使用するねじが切られた穴と、ヘアピンレッグの木ねじを取り付ける際の下穴が加工されています。
ただ、826STANDARD UNITのベンチは座ることや、ボックスを載せた静的な荷重のみを想定しています。
踏み台にしたり、飛び乗ったりすることはなさらないでくさい。
大人3人が普通に座る分には全く問題ありません。また、826STANDARD UNITのボックスは桐製のため自重が軽いというメリットもあり、ボックスをフルに置いてサイドボードのような組合せにしても全く問題はありません。
仮に、ダブルボックスを横に2つ並べ、その中にLPレコードを収納すると約260枚ほどになります。
重量にして約78kg。(レコード+ジャケットで平均300gと想定)
これを天面全体で支えるため問題はないと思われます。
ただし、ヘアピンレッグ(別売)は床との設置面が非常に小さいため、フローリング材が凹む場合があります。特に針葉樹系の柔らかいフローリング材はご注意ください。床の凹みを避けたい場合はラグなどを敷くことをおすすめいたします。