826STANDARD UNITを最も印象的に見せるパーツの1つ、ヘアピンレッグ。
その名の通り、鉄の棒をヘアピンのように曲げただけのシンプルなレッグとなります。12.7cm角の座金にしっかり溶接した鉄だからこそ実現できる形状となります。
これも826STANDARDのために、ヴィンテージ家具を参考にしながらデザインし、金物製造の盛んな新潟県三条市の工場で製造したメイドインジャパンのパーツです。
826STANDARD UNITのヘアピンレッグはスチール(鉄)製のレッグです。
アメリカのヴィンテージ家具によく見られるヘアピンレッグは、ジョージ・ネルソンのプロダクトにも使われています。そのほとんどがロウスチール(Raw Steel:無塗装の生スチール)か、シルバー塗装です。
ロウスチールは錆びることを前提とした仕上げですが、塗装では表現できない鉄本来のインダストリアルな表情が魅力とされています。
ロウスチールの濃色の方が全体を引き締め、より細く見えるというメリットもありますが、錆びた見た目は非常にクセがあり、ハッキリと好みが分かれます。これらを踏まえ、826STANDARDではブラック塗装のヘアピンレッグをご用意しました。
ベンチトップと接する座金は3mm厚の鉄プレート。試行錯誤し、この長さで最もキレイに見える角度を9°設定し精密に溶接されています。826STANDARD UNITのスラットベンチ以外にD.I.Yでも使えるよう、座金の四隅にも穴を設けています。
取付け方法
ヘアピンレッグは2本のネジで取付けます。レッグの傾きがベンチの外側を向くように取付けます。
Aの穴にaのネジを、Bの下穴にbのネジを使用してください。
下穴…木材が割れないよう予め空けられたネジよりも細い穴。
取付け後はこのような状態になります。bのネジは必ず下穴のある位置にねじ込んでください。
座金がベンチにしっかり密着していることを確認してください。
ヘアピンレッグは床との設置面が非常に小さいため、フローリングが凹む場合があります。特に針葉樹系の柔らかいフローリングは凹みやすいです。
ヘアピンレッグの特性について
ヴィンテージの風合い
826STANDARDのヘアピンレッグはヴィンテージ家具を参考に作られています。製造時に発生する塗装のムラなどが見られる場合がございますが、それらは廃棄や過剰な修復は行わずに「ヴィンテージにも見られる個性」として残しております。使用していく上での耐久性には問題はございませんのでご安心ください。