ルイスポールセン(Louis Poulsen)PH5と過ごす一日 | インテリアショップvanilla
PH5と過ごす一日
結婚して引越してきたばかりの賃貸マンション。
このマンションに住むことになって、初めてできたダイニングスペース。今まではリビングのソファで食事をしていたけど、ダイニングで椅子とテーブルがある暮らしに憧れて、インテリアはちょっと奮発。
毎日座る椅子はデザイン好きの自分が選んで、テーブルは料理が得意な奥さんがセレクト。そして、そんな二人で選んだ照明はルイスポールセンのPH5でした。今はまだ賃貸だけど、これからも長く使えるモノ。二人で過ごす時間が一番長いダイニングだからこだわって選んでみた。
憧れだったPH5が届いて初めて迎える朝。
逆光で見える椅子とテーブルのシルエットが、ダイニングがある暮らしを実感させてくれる。
この日は太陽が少し隠れた曇り空で、ダイニングにはじんわりとした陽の光。そんな光でも美しく浮かび上がるPH5のシルエットを見て目覚める朝って悪くない。むしろ良い!
これからは、毎朝PH5を眺めるのがルーティンになりそう。改めて買ってよかったと思える瞬間。
静かで薄暗い朝、朝ごはんの準備が始まる気配。
ごはんは料理好きの奥さんが作ってくれる。いつもはキッチンの電気をつけるだけだったけど、今日からはPH5のスイッチもON。
一日の始まりを照らすPH5と、徐々に入る太陽の日差しが心地よい。こんな束の間の時間を楽しめるのはこの時間に起きた人の特権かもしれない。
日差しが伸びてきたらスイッチはOFF。
コーヒー好きの自分は毎朝ハンドドリップでコーヒーを淹れるのが日課。コーヒー豆を挽く音と、淹れ始めるとともに広がるいい香りに包まれるのが最高のモーニングルーティン。
コーヒーが淹れ終わる頃には、奥さんの美味しい朝ごはんも出来上がり。
ずっと憧れていたダイニングのある暮らし。
椅子好きな旦那さんが選んだ椅子はYチェア。背もたれからアームにかけてゆったりとしたカーブと馴染みのいいペーパーコードの座面で、朝ゆっくりと過ごすのにぴったりな椅子。旦那さんに任せてよかった。
「ダイニングテーブルを買うなら絶対丸がいい」と決めていた私が選んだのはartekの丸テーブル。友人が来ても皆で囲んで使いやすくて、同じartekのスツール60がいつの間にか増えてたり。
気づいたら北欧づくしのダイニングになっちゃったけど、私たちの好きが集まったおうちの中でも一番のお気に入りの場所です。
「いただきます」と声を揃えて、二人で過ごす朝の大切な時間。
いつもの朝食がなんだか美味しく感じる。PH5をつけてるわけじゃないけど、テーブルの上にあるだけそれだけで食卓が豊かになった気分。お出かけの予定も遅れそうなくらい会話も弾んでいい一日が始まりそう。
その日の予定も終わり、あっという間に夕方の時間。
帰宅してダイニングのドアを開けた時、最初に目に飛び込んできたのはテーブルに浮かぶPH5。
まだ一日しか経っていないのに、すっかり部屋に馴染んだ姿はなんとなく「おかえりなさい」と言ってくれた気がする。
陽も落ち始める夕暮れ時。
青い空から真っ赤な空へグラデーションが始まったらPH5を灯す合図。このマジックアワーが過ぎていくのは本当に早くて、夜ご飯の支度をしてる間、空もあっという間に夜支度。
そして、おうちの中は間接照明もつけてムードよく。お気に入りのポータブルランプは持ち運べるから色んなところに置きたくなる。
夜になってカーテンを閉めようと思ったら、窓に映り込んだPH5に思わず見惚れてしまった自分。
よく見れば、ダイニング全体が反射していて、外から見たらこんな風に見えるのかな…?と思いながら、PH5が届いて初めて迎える夜は、ごはんを食べ終わるまでカーテンを開けたままで過ごしてみた。
PH5と過ごした一日は、今までと同じようで何かがちょっと違った。
何が違ったのかはわからないけど、充実感に満たされたのは間違いない。一日の終わりを照らすPH5を眺めながら、「明日もこんな一日にしたいね!」と二人のおしゃべりは続いていく。
照明は部屋を明るくするだけの役割と思っていたけど、PH5がある事で何だか気持ちが豊かになった気がする。改めて奮発して買ってよかったPH5。これからも長く使っていこう。