イームズハウス&ハーマンミラー本社ツアー3 | インテリアショップvanilla
ゾクゾクと鳥肌を立てまくりながらグリーンハウス内を見学。アーロンチェアやエンボディチェアの生産ラインを見ているうちに早くもランチタイム。グリーンハウスにてランチをいただく。
通されたミーティングルームの壁にはピクニックポスターがズラリ。この楽しくなるようなポップアートに囲まれてミーティングをしたらおもしろいアイデアがポンポン出てきそう。
そして私たちはここでランチをいただいた。
初日からのことだが、毎回尋常じゃない食事の量。食べ終わった後のトイレは欠かせない。
そしてトイレで目にしたのはネルソンベンチ。確かに、ここに荷物を置けると助かるが、なんて贅沢。
食後と仕事の後は運動が必要らしく、グリーンハウス内にはジムがあった。
しかもこの上の階にはバスケができるコートもあった。さすがアメリカ。ボールとコートを見ると体を動かしたいという衝動にかられるが、ケガをしたら笑えないのでグッと堪えた。
昼休みが終わり引き続きグリーンハウス内を案内していただく中で遭遇したバケモノ。
本日2度目の鳥肌。世界に1つしかない、パズル状にレザーを張り込んだラウンジチェア。
イームズのラウンジチェア50年の記念アニバーサリーのために作ったプロトタイプらしい。が、コストの問題ももちろんのこと、ライセンス的にも実現は難しくお蔵入り。勿体ない。
再び歩き始めるとまたもやジョージネルソンデザイン、バブルランプの大群が見えた。
もはや照明としての利用ではなく、インテリアである。
館内のいたるところにおもしろオブジェがあった。
ユーモア、ひらめき、笑顔、ドキドキ。そんなテーマを感じる気遣いが絶え間なく目に入る。
休憩中、何気に気がついたフレームに飾られた絵はイームズの直筆のウォールナットスツールの図面。
また一歩彼に近づいた気がする。
この後アーカイブと呼ばれる、いわゆる宝の倉庫に入った。
残念ながらアップはできないが、まさしく宝物だらけ。ジラードファブリックのオリジナル、シェルチェアの金型、劣化を防ぐためベニヤ板に描いた各プロダクトの図面、イームズが撮ったビデオフィルム!
他にも属にヴィンテージと呼ばれるアイテムがズラリと。ドキドキとワクワクが止まらず、きっと少年のような表情で数時間を過ごしていたことだろう。
グランドラピッズでの濃密なカンファレンスが終了。最終日の夜はハーマンミラー本社に勤務する唯一の日本人女性と一緒に街中でディナー。疲れや睡眠不足もピークだったが、夜のテラス席でディナーという特別な時間を堪能した。
今回のツアーで最もアメリカらしい雰囲気を味わった瞬間。
ロッジに戻り荷造り。さようならマリーゴールドロッジ。
最後までバスタブの湯の溜め方がわからなかったけど大満足。
翌日はグランドラピッズ空港からシカゴ経由でロサンゼルスへ向かった。
シカゴ空港に着陸しようとしている超小型のアメリカンエアラインの旋回はかなりの恐怖を感じた。
LAX(ロサンゼルス)到着。ホテルの部屋からはロサンゼルス空港が丸見え。
時差ボケも解消したこともあり、街へ出て地元のショッピングモールを見学。さすがに日本人はほとんどいない。
そしてこの時の為替レートは1ドル79円。全てのモノが格安に感じ目移り。各々が買い物を済ませホテルへ。
明日のイームズハウス訪問に向けて早めの就寝。