自由な使い方ができる半円テーブル
アルヴァ・アアルトによって1930年代にデザインされた半円テーブル。
L-レッグのやわらかな曲線と、フィンランドが育んだバーチ材の温もりを豊かに感じられるデザインです。
半円の形に3本脚ととても特徴的な形ですが、実際に使ってみると、その使い勝手の良さに驚かされます。ダイニングテーブルとして、デスクとして、キッチンなどのちょっとした台として。
角のない丸い形は長方形よりも場所を取らず、ちょっとした行き来もスムーズで、導線に優れていることに気がつきます。
小さなお子さんがいる家庭などでは、角にぶつかって怪我をする恐れも少なく安心ですね。
またスッキリとした3本脚に加えて円形であるため圧迫感がなく、空間を柔らかに印象付けてくれるテーブルです。
バーチ材は明るい木肌と穏やかな木目が特徴。
その特徴を活かしたクリア仕上げのナチュラルバーチに対し、こちらは天板にラミネート素材を用いています。
ナチュラルラッカー仕上げの脚部は、年月とともに色濃く変化していきます。ラミネートの表面はツルツルとして、傷付きにくくお手入れしやすいのが特徴。
空間を明るくしてくれるホワイトの天板と、バーチ材の味わい、ふたつの雰囲気を楽しめるホワイトラミネートは人気のカラーのひとつです。
幅は120cmあるので、コンパクトすぎず多用途に活躍してくれます。例えばキッチンでの補助台として。メイク台として。編み物などを楽しむ場所として。
デスクにも程よいサイズ感。収納には2段のボビーワゴンを使って、テーブル下へ収めても良いですね。どう使おうか、想像するのも楽しいテーブル。
枠にはまらずに、フレキシブルに活躍してくれる形です。
奥行きがないのでダイニングテーブルとしては小ぶりな印象ですが、メインのお皿2つに小鉢など、2人分の食事なら十分なスペース。
程よい距離感で、隣り合わせのような、向かい合わせのような、どちらでもない向き合い方が心地良さを生んでくれます。
円形部分の脚間は71cm。ドムスチェアやCH24(Yチェア)など幅広のチェアも合わせることが可能です。
2脚並べる場合は66チェアや69チェアなどコンパクトなものがおすすめ。またスツールなら使わないときはテーブル下に収めたりもできるので、よりコンパクトに手軽にお使いいただけます。
組み合わせで広がる使い方
アルテックのテーブルは、組み合わせて拡張できる機能性を備えています。普段はそれぞれで使い、来客時には大きなダイニングテーブルとして使うことも。
いつか今の用途で使わなくなった時にも、組み合わせで新たな使い方が可能です。
95テーブルを2つ合わせれば、4人掛けの円形テーブルに。
直径120cmで広々としているので、スツールなど間に合わせれば6人程度でも囲めます。
天板はバイカラーにしても楽しいスタイリングに。
ナチュラルバーチは明るい木肌と穏やかな木目を活かしたクリアな仕上げ。ホワイトラミネートは天板にラミネート素材を用いており、傷付きにくくお手入れしやすい仕様です。
ナチュラルバーチが少しずつ色濃く変化していくのに対し、ラミネートの表面はツルツルとして、殆ど経年変化は感じられません。
80Aテーブルとの組み合わせで5人掛け程度のテーブルに。
壁付けでも、ダイニングの真ん中に置いても良いですね。
住空間やライフスタイルに合わせて、自由なスタイリングを楽しんで。
もう一つ95テーブルを配置すれば、6人掛けのオーバルテーブルに。一つ一つのテーブルは女性一人でも持ち上げられるほどなので、気軽に配置替えできるのもポイントです。
ずっと使える家具を選ぶ
アルテックの家具はシンプルで飽きがこず、とても丈夫。年月とともに美しく変化し、世代を超えて永く使える耐久性を持っています。
ライフステージが変わっていっても、ずっと使える家具を選ぶ。
毎日目にし手に触れるものだからこそ、心地良く使い続けられるものを選択したいですね。
デザイナー
Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)
1898-1976
生涯200を超える建物を設計し、有機的なフォルム、素材、そして光の組み合わせが世界で称され、名作として語り継がれています。建築は家具と補完し合うものと考えていたアアルトは、自身が設計した建築に合わせておのずと家具のデザインも手掛けることになります。
1931 - 32年、パイミオのサナトリウムのために開発した最初の家具デザインは世界的な注目を集めます。
1935年にはアルヴァ・アアルトと妻のアイノ・アアルトがデザインする家具、照明器具、テキスタイルの世界的な販売、そしてモダニズム文化の促進を目的に、アアルト夫妻、アートコレクターのマイレ・グリクセン、美術史家のニルス=グスタフ・ハールの4人の若者によりアルテックが設立されました。
アルテックとは「アート」と「テクノロジー」を掛け合わせた造語。1920年代のモダニズムが目指した「アートとテクノロジーの融合」に共感し、そのキーワードが社名に込められています。
お届けと組み立てについて
天板裏に脚部をネジで取り付ける「お客様組み立て式」となります。パーツをコンパクトに梱包することで、輸送時のCO2排出量削減に貢献しています。
また完成品よりもお部屋に搬入しやすいのもポイントです。
組み立ては難しいものではなく、プラスドライバー1本で可能です。ただ固い場合もあるため、当店では電動ドライバーを推奨しております。
ネジは付属しておりますので、ドライバーのみご用意ください。
※ネジを締める際は、1ヶ所ごとに締め切らずに順繰りに少しずつ締め、組み立ての最後にしっかり締めるようにしてください。
※作業時に床が傷付かないよう、やわらかい布や梱包されてきた段ボール等を敷いて組み立ててください。
ご購入前にご確認ください
a-b:極小さな穴、c:ネジ穴のささくれ、d:ホワイトラミネートには極小さな黒点などが見受けられる場合がございます。
e-g:節や木目、色合いなどに個体差がございます。
h:L-レッグなどにシワが見られる場合がございます。
その他画像にない木目や細かな傷・凹み、擦れや汚れなどが見受けられる場合もございます。上記のいずれも、また使用時見えなくなる箇所や、軽微なものについては良品の範囲内とされております。
また限りある資源を大切に使用するため、木目の指定はお受けできませんので予めご了承ください。
当店はアルテックジャパンのオフィシャルパートナーショップです。原則としてメーカー規定の品質基準をクリアしたものをお届けしておりますが、商品到着後、明らかな破損や不具合などございましたら責任を持って対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。