826STANDARD UNITを生み出す際、最初にデザインされたのがこのスラットベンチ。
UNITシリーズの中で最も多くサンプルを作った傑作です。レッグは垂直に立つ木脚と細く斜めに立つ鉄製のヘアピンレッグ(いずれも別売)から選べます。
20mm幅の角材を20mmずつ空けて配置することで直線が強調され、建築的でモダンな印象に仕上げています。
前後両端のパーツのみ幅を持たせ、深みのあるブラウンでコントラストの効いたミッドセンチュリーテイストを実現しました。
ボックス同様45°のカットを施し、高級感とUNITシリーズ全体の統一感を表現しています。
背面にはスラットをしっかり支える幅広の桟を設置。
丈夫なビーチ材をふんだんに使ったスラットベンチは見た目の軽快さとは異なり、非常に丈夫な作りになっています。
体重75kgの男性スタッフが実験。
ベンチの真ん中に片足で立ってもキシみや歪みは確認できませんでした。
試しに飛んでみました。
(強度を確認するため、破損を想定して行っています。 絶対に真似しないでください。)
着地の際もほとんど変化は見られませんでした。
また、スタッフ2名(約130kg)で中央に立っても異常は見られませんでした。
ただ、826STANDARD UNITのベンチは座ることや、ボックスを載せた静的な荷重のみを想定しています。
踏み台にしたり、飛び乗ったりすることはなさらないでくさい。
仮に、840サイズのベンチにシングルボックスを2つ、もしくはダブルボックス1つを載せ、LPレコードを収納した場合。
LPレコードは約130枚ほど収納でき、重量は約39kgほどになります。(レコード+ジャケットで平均300gと想定)
脚間が狭く、ベンチの全体で支えるため、問題ない重量と考えられます。
ただし、ヘアピンレッグ(別売)は床との設置面が非常に小さいため、フローリング材が凹む場合があります。特に針葉樹系の柔らかいフローリング材はご注意ください。床の凹みを避けたい場合はラグなどを敷くことをおすすめいたします。