
やわらかな月明かりのように
四角でも丸でもない楕円の柔らかな曲線、
乳白ガラスと真鍮の美しい組み合わせ。
優しく上品、かつ洗練された佇まいを持つ照明。
夜空を照らす月のように、いつまでも眺めていられるような普遍的な美しさを持つこの照明は、1940年代、コペンハーゲンにあるデンマーク国営放送局(ラジオハウス)のために製作されたものです。
建物の設計者であるヴィルヘルム・ラウリッツェンがラジオハウスのためにデザインし、ルイスポールセンと共同で製作したこの照明は、2016年、VL45ラジオハウスペンダントとその名を変えて待望の復刻となりました。

暮らしに馴染んでいく余白
真鍮のパイプと乳白色のガラスシェードの組み合わせは、オリジナルデザインそのまま。
三層吹きガラスのシェードは職人の手で一点一点作られ、同じものはひとつとしてありません。
手仕事のあたたかみ、時と共に深まる真鍮の味わい深さ。
シンプルさが持つ余白。
機械のように完全ではない部分に人は惹かれ、心地よさを感じるのかもしれません。
ふわり全方向を照らす光

少し光沢があり、上品さの感じられるガラスシェード。ガラスシェードを透過する光は眩しさがなく優しく周囲を照らし、下方の開口部からはしっかりと下方向に光を落として手元を照らし出します。アンビエントライトとしてお部屋全体を照らしてくれるのが特徴です。


テーブルの上だけでなく、小ぶりなサイズを活かしてお部屋の一角を照らす使い方も。お気に入りの椅子とセットでパーソナルな場所を作れます。
多用途に活躍するΦ175

小ぶりで落ち着いた明るさのΦ175は、奥行きのないカウンターやソファサイドなどにおすすめです。 キッチンカウンターでは手元の明るさを補ってくれ、ソファサイドでは軽い読書ができる程度の明るさを確保しながらも、リラックスした雰囲気を演出してくれます。



広い空間ではその他の照明と併用しながら、夜のコントラストを楽しんで。

狭い空間では壁に反射して光を拡散してくれるので、レストルームなどでの使用もおすすめです。
真鍮の経年変化
美しいガラスシェードにクラシックな装いをプラスするのが真鍮の金具パーツ。真鍮は無塗装の仕上げのため、手や空気に触れることでくすんだ色合いへと変化していきます。時と共にアンティークのように味わい深く育っていくのも、真鍮の楽しみのひとつと言えます。

※写真右の経年変化をしているステムの根元の高さが違いますが、こちらは旧仕様となります。現在は写真左の仕様となります。


経年変化によって主張しすぎず上品な印象のツヤを抑えた質感に変化する真鍮は、無垢材やヴィンテージ家具とも好相性です。VL45ラジオハウスペンダントが持つシンプルなフォルムと、この日々変化する真鍮の小さな表情が愛され続ける理由です。
デザイナー
ヴィルヘルム・ラウリッツェン(1894-1984)
機能主義建築の先駆者
ヴィルヘルム・ラウリッツェン(Vilhelm Lauritzen)は、デンマーク建築史のなかで最も重要な建築家のひとりで、デンマーク機能主義建築の先駆者です。数多くの建築を手がけ、特にラジオハウスとコペンハーゲン空港のターミナル39はデンマークの指定建築物ともなり、ヨーロッパの建築における近代主義の象徴と言われています。生涯を通じ、建築は応用芸術だという考えを実践しましたが、彼は芸術(art)と応用(applied)に同等の比重を与えました。「美学なくして生活はない」というのも、彼の信念でした。

コード加工について
ルイスポールセンではコードの加工を承っております。コード加工をご希望の場合は、ご注文時に商品の「全長」をご指定ください。全長は天井の高さやテーブルの高さなど、取り付けされる環境に応じて算出をお願い致します。コードの加工費用はこちらからご確認いただけます。

引掛シーリングの場合

ダクトプラグの場合

下記に測定した長さなどを入力いただくと全長が算出されます。
※測定した長さは「cm単位」でご入力ください。1cm単位で対応可能です。
vanillaだけの購入特典

マイクロファイバー手袋
vanillaでルイスポールセン製品をご購入の方に、もれなくマイクロファイバー手袋をプレゼント。商品の組立や、日頃のお掃除の際にお使いください。
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ルイスポールセンの詳細
VL45ラジオハウスペンダントの魅力を徹底解説