新しい記憶の香り
人は懐かしい香りがすると、それにまつわる記憶を呼び起こされます。
フランスの作家、マルセル・プルーストの著書『失われた時を求めて』の中に出てくる「マドレーヌが焼けた匂いとともに昔の記憶が甦る」という一節から、プルースト効果と名付けられたこの反応。
この香りはあの人のもの。
この香りはあの場所のもの。
そんな風に香りは記憶として人の中に残ります。
センタホリックは自分だけでなく、これから誰かの記憶になっていく香りのアイテムです。
目でも楽しめる
インテリアというものは基本的には目で楽しんで、座ったり、触ったりして楽しむものですが、香りも忘れてはいけません。
おしゃれなショップやアトリエだったり、素敵な空間にはそれに見合う素敵な香りが漂っているものだと思います。とはいえ、肝心のビジュアルが主張しすぎたり、今あるインテリアに合わないのは野暮というもの。
シンプルでかっこいい。
センタホリックのボトルはこの一言で説明ができる、インテリアとしても成立するビジュアルも魅力のひとつです。
センタホリックのルームスプレー、ハンドサニタイザーはアルミボトルと天然のレザーの表面に薄くラバーコーティングをした肌触りの良いレザーカバーが使われています。
このボトルカバーの組み上げには一切ステッチを使っておらず、カッティングのみでホールドされており、この方法によりホールドされた部分が印象的な波模様になっているのもポイントです。
SCENTAHOLIC センタホリックは人々の記憶に残る香りで様々な商品を展開するフレグラスブランド。
香りだけではなく全てのデザインに拘りを持ち、日本国内の工場や職人のアトリエで生産されています。
記憶に香りが刻まれるように、一般的なフレグランス商品よりも香りの濃度を高く表現しているのも特徴です。
ルームスプレーはグレージュのレザーカバーが取り付けられています(右はパッケージ)。
レザーの裁断、型押し、組み立ても全て国内の職人のアトリエで行われ、カバー表面のグラフィックは光の加減によりコントラストで陰影が出るように、あえて素押しにされています。
手に持った時のサイズ感。
内容量は150mL、約500回スプレーして頂くことが可能です。
絹やレーヨン以外であればファブリックスプレーとしてもご利用いただけます。
4種類の香り
香料の成分や調合は全て日本国内の工場で製造され、ボタニカルを軸に展開するThe Landscapersから派生したラインということもあり、香りには全て植物を連想させるネーミングが付けられています。
時間の経過とともに香りが変化していくように、香料の調合によりトップノートからラストノートまでお楽しみいただくことが出来る贅沢なフレグランスです。
【ジャスミン】
ジャスミンの気品溢れるフローラルグリーンの香り。アンバーやココナッツ、ムスクが癖になる。
【シトラス】
優しくも少しパウダリックなフリージアの香りが柑橘のベルガモットのみずみずしさを引き立てる。
【スパイシーウッディー】
シナモンやパチュリの甘さにピリッとしたスパイスが加わり、セクシーで高級感のある香りを演出する。
【アーバンシダー】
シダーウッドの静かな香りの中に、ユーカリやローズマリー、ラベンダーなどのハーブがリフレッシュ感をもたらす。
ビビッときたビジュアルの香りもの
当店ではこれまでにもさまざまなブランドのアロマキャンドル、ルームスプレー、リードディフューザーなど香りのアイテムの取り扱いはありましたが、ここまで刺さるビジュアル、コンセプト、香りと3拍子揃ったアイテムはなかなか無く、展示会で私とニイツマ両名が「あ、これは良い!」とビビッと来たことから取り扱いを始めることになりました。
メイドインジャパン、化粧品グレードの香料を使用している、そしてお部屋にポンっと置いておいてもサマになるビジュアル。スペックも使ってからの雰囲気もたまりません。
ちなみに社内でどの香りが好きか聞いてみたところ、20代女性はスパイシーウッディ、私を含む30代以上の男女からはアーバンシダーが人気でした。