世界三大銘木「マホガニー」を使ったYチェア
北欧家具の巨匠ハンス J. ウェグナーが1950年に製作したCH24(通称Yチェア)。
「ハンス J. ウェグナーは知らないけど、この椅子は見たことある」という方も多いほど有名な椅子です。
毎年新しいデザインの椅子が発表される続ける中で1950年以降も選ばれ続け、デザイナー椅子の最終到着地点といっても過言ではない特別なダイニングチェア。
家にYチェアがあるだけで心が満たされる。そんな特別な存在感。
こちらのページでご紹介するのは2021年に新たに仲間入りしたマホガニーのCH24(Yチェア)。
希少性の高いマホガニーをサスティナブルに手に入れることのできる、FSC認証のとれたサペリマホガニーを使用しております。
オイル仕上げの落ち着いた風合いとまるで長い時を経たかのようなマホガニーの特徴ある色合いが相まって、ヴィンテージライクな仕上がりになっています。
一目でわかる。Yチェアを主張するデザイン
紙をよって作られるペーパーコードはYチェアの特徴でもあります。紙と聞くと切れてしまうのでは!?と疑問が浮かびますが、とても強靭で交換や張り替えの目安は10年から15年と非常に長持ち。
はじめは固いペーパーコードも座り込んでいくと少しずつ身体に合わせて馴染んでいき、自分用の椅子として育って行きます。
特徴的なYの字型の背もたれがCH24がYチェアと呼ばれる由来。柔らかい曲線的なデザインは洗練されつつも優しい雰囲気を演出。細部のデザインも人気の理由が伺えます。
自然体が馴染む構造
Yチェアがここまで人気な理由の1つには座り心地も関係していると思います。
日常では姿勢を崩してダイニングチェアを使用するシーンが多いはずですが、Yチェアなら横を向いてテレビを観たり、あぐらをかくことも可能。
食事を終えたあと、ゆっくりとお茶を飲んだり会話を楽しむ。
そんなシーンが増えそうですね。
Yチェアのアームはいわゆる『アームチェア』のようなしっかりとしたアームではありませんがとても快適であることに気が付かされます。
座っている時はもたれかかったり、肘を置いたり。それでいて椅子自体への出入りの際は邪魔にならない、非常に考えられたデザインです。
異色のオーラを放つマホガニーの魅力
ビーチやオーク材に比べると色合いが独特に感じるマホガニー。一方でどこか落ち着く色合いであることも確か。
日本の文化である漆、北欧のチーク材を使用したヴィンテージ家具。どこか温かみのある色合いに共通点を感じるマホガニー。
通常、木が異なると違和感を感じたりするものですが、マホガニーは他の木材とも合わせやすく、馴染みが良い印象を受けました。
当店でYチェアをご購入いただいたお客様には、設置面にぴったりのフェルトを付属してお届けしております。
床への傷や音が気になる際にお使いください。