型破りなルーキー
家でも仕事場でも座らない日はないであろう椅子。ずっと同じ姿勢のまま、気づけば半日以上座りっぱなしで身体がバキバキなんてこともザラにある。座ってるとはいえ同じ姿勢を続けるのは思いの外疲れるもので、世の中には疲れにくい椅子を探す人もたくさんいるでしょう。
でも、「疲れにくい椅子」って何だろう?パッと思い浮かぶのは「座る姿勢」をサポートしてくれる椅子がほとんどですが、視点を変えて「座る"動き"」をサポートしてくれる椅子に注目してみる。もしかすると、ちゃんと座るだけが椅子の正解じゃないのかも。
vitraのルーキーは「椅子=姿勢を保つ」という型を破る椅子。そんなアクティブなルーキーに期待せずにはいられません。
ハイテクとローテク
ハイテクとローテクと聞いてスニーカーの話?と思った方はファッション好き。ハイテクスニーカーといえば90年代に流行したエアマックス、ローテクスニーカーと言えば説明不要のコンバースが象徴的。ファッションは時代の流行こそありますが絶対的な正解はありません。スニーカー選びもハイテクだから正解、というわけではなくハイテクとローテクそれぞれの良し悪しがあって、自分のファッションに合うものを選ぶのが正解ですよね。
そしてきっとそれは椅子も同じです。背もたれの調整、腰のサポート、アームの調整、前傾機能など、あったら便利なものばかり。でもそんなにたくさんの機能本当に必要でしょうか?
ルーキーは背もたれと座面の昇降のみが備わった必要最小限のシンプル設計。シンプルだからこそどんな座り方でもハマるミニマルワークチェアです。
はじめてのキャスターチェア
自分が小学生の時に買ってもらった学習机。システム机とカクカクした木製椅子に座布団敷いて座っていたのが懐かしい。最初は良かったけど、今思えばキャスター付きの椅子ならもっと長く使えた気がする。それは子供だけじゃなく、大人目線でもせっかくなら長く使って欲しいと感じていたはず。
それならはじめてのキャスターチェアにルーキーはどうでしょう。キャスター付きの椅子というだけで子供のテンションが爆上がり。思わず友達にも自慢したくなるキャスターチェアはたくさんの機能はないけれど、その分子供でも使いこなせていい感じ。シンプルだけどダイニングでも使える高いインテリア性も兼ね揃えた重宝する一脚です。
ウッディな空間との親和性
ルーキーの良さはたくさんありますが、圧が強い嫌なメカメカしさがなく、いい意味でワークチェアらしくない親しみやすさはどこにでもありそうでないデザイン。金属の露出がほとんどなく、木製の家具とあわせてもパキッとしすぎないコーディネートが楽しめます。アームがない分、カリモク60のデスクのようなコンパクトなデスクでも使いやすいのも嬉しいポイントです。
その日の気分にあわせて
今の時代、オフィスや自宅など働く場所だけでなく、働き方そのものが大きく変わりつつあります。ずっと座る日もあれば、打ち合わせや外出で立ち座りが多い日も。そんな時に様々な特徴を持った椅子があるとフレキシブルな働き方をサポートしてくれます。
汎用性のあるミニマルワークチェア
ある程度の脚数が必要になるシーンでも取り入れやすいのがvitraルーキーの魅力。圧迫感のないスッキリとした後ろ姿はオフィスの整然さにも繋がります。
豊富なバリエーション
vitraのルーキーはフレームやシートのカラーなど豊富な組合せがお選びいただけます。大学やオフィス空間、固定のデスクや座席に縛られず柔軟な働き方が求められるワークスペースなどに取り入れやすく、他製品と合わせて企業のイメージをカラーで表現したり、特別なエリアとして印象づけることも可能です。
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2種類の昇降機能
vitraルーキーの機能は極めてシンプル。背もたれの昇降と座面の昇降の2つの昇降機能が備わっています。複雑なレバーやボタン操作などのギミックはなく、見た目通りその機能もシンプルです。シンプルイズベストの言葉が似合うミニマルチェアです。
背もたれの可動域は5.5cm
vitraのルーキーの背もたれは上下に昇降が可能で、5.5cmの範囲で調整ができます。スマホの幅と同じくらいの寸法ですが、この5.5cmがあることで体格差をカバーしてくれます。調整はレバーの上げ下げのみの簡単操作です。
一番低い位置
一番高い位置
一番低い座面高は39cm
座面の昇降は一般的なワークチェアに採用されているガス圧式。座面裏にあるレバーで調整が可能で、一番低い39cmから最高51cmまでの調整ができます。(モデル身長:175cm)
一番低い位置
一番高い位置
コンパクトでもしっかりとした座り心地
vitraルーキーはアームもなく、数あるワークチェアの中でもコンパクトな設計。置く場所のスペース問題もクリアしやすく、コンパクトなデスクにも合わせやすいのが特徴です。コンパクトな分、キャスターチェアがあわせにくいカリモク60のデスク(幅90/奥行き55/高さ67.5cm)でも、ルーキーなら脚の窮屈感なく使えます。
また、コンパクトな見た目に反してたっぷりとした座面サイズ。しっかりとした座り心地で身体を支えてくれます。(座面サイズ幅:48cm/奥行き:45cm)
デザイナー
Konstantin Grcic(コンスタンティン・グルチッチ)
コンスタンティン・グルチッチはドーセットにあるJohn Makepeace School で家具職人としての修行を積んだ後、ロンドンのRoyal College of Artに入学しました。 1991年、自身の事務所Konstantin Grcic Industrial Design (KGID) をミュンヘンに設立し、現在に至るまで、プロダクト、家具、照明など多岐にわたるデザインと開発を手掛けています。コンスタンティン・グルチッチによるプロダクトの多くは、国際的なデザインの賞を受賞しており、彼の作品はニューヨークのMoMAやパリのポンピドゥセンターなどの美術館に所蔵されています。
世界の名デザインを揃える
スイスの老舗家具ブランド
1950年スイス創業の家具ブランド ヴィトラ(Vitra)。
創業当時は店鋪の重機などの製造をしていましたが、1957年からイームズ シェルチェアで有名なチャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソンらがデザインした家具の製造を開始しました。1967年からはヴァーナー・パントンと共にパントンチェアを独自に生み出しました。
以降も国際的にも評価の高いジャスパー・モリソン、マーク・ニューソン、ジャン・プルーヴェなど著名なデザイナーが手がけた名作家具やアクセサリー類の生産を行っています。
ヴィトラは独創的なデザインセンスや圧倒的な技術力を誇っているからこそ、代表的なデザイナーズインテリアの製造を現在も手がけているのです。