826STANDARD UNITのドアボックス。初期のサンプルではドアも桐で作っていましたが、独立した1枚の板は狂いが生じやすいため、ドアのみ合板に変更しました。ボックスの印象を決める正面の顔はナチュラルカラーをより上品にするためにグレーの半ツヤ塗装仕上げ、チープにならない程度のツヤを与えました。
桐材の木目を生かしたナチュラルカラーと柔らかいグレーカラーのツートンの組合せ。優しい印象ですが、可愛すぎずアルミのつまみのソリッド感が引き立ちます。
たてよこ自由な棚板構造
縦向き
横向き
ドアボックス内部は取り外しができる棚板が1枚セットされています。ちょっと珍しい縦横どちらの向きでも使える、こだわりが詰まった自由な棚板です。また、ボックス自体天地がありません。そのため、ボックス自体を上下逆にすることでドアの右開き左開きを変更することができます。また、棚板はボックスの強度を保つ役割も持っていますので、必ず縦横いずれかの向きで入れてお使いください。
棚板の向きの変更について
棚板の向きを変更する際は、ドアを一度取り外す必要がございます。ドアを外していただき、棚板をスライドさせ抜いてください。その後ダボの位置を変更、その後棚板を戻してドアをつけて完了です。(写真クリックで拡大します)
ドアの固定にはスライド蝶板を採用。強度と安定した開閉ができます。扉が閉まる手前で自動的に扉を閉める力が働く「キャッチ機能」を持ったタイプになります。また、棚板の向きを縦横で変更する場合は、一度ドアの取り外しが必要になります。(詳しい取り外しの方法はこちら)
仕様変更について
826STANDARD UNITシリーズについて、ボックスの内側の塗装方法が一部変更となりました。従来の塗装ではややざらつきのあるマットな塗装を採用、新塗装では滑らかな塗装へ変更となっております。ボックスの種類により在庫が混在する場合がございますが、仕様のご指定は致しかねますので、予めご了承ください。
ボックスの表面の塗装は変更なし、機能面・耐久性でも変わりなくお使いいただけますのでご安心ください。