生まれ変わったHALファミリー
HALは、ジャスパー・モリソンが、チャールズ&レイ・イームズ夫妻がデザインしたプラスチックチェアを再解釈したチェア。vitraの中でもロングセラーと言えるのHALは、サスティナビリティを意識し再生プラスチックのシェルを使用した「HAL RE」に生まれ変わります。
HALのシェルに使用される再生プラスチックは、ドイツで「イエローバッグ」 プログラムと称される、プラスチック容器や缶、アルミニウムなどリサイクル可能な家庭廃棄物に由来します。これにより、気候変動に影響を与えるCO2の排出量を削減でき、エネルギー消費が大幅に軽減できるようになりました。尚、リサイクル素材はその特性上、全てのカラーに小さな斑点が現れますが、使用面での安全性・耐久性には問題はありません。また、シェルは100%はリサイクル可能で末長くお使いいただけます。
世界的に著名なプロダクトデザイナーの一人、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)がデザイン哲学として掲げている「スーパーノーマル」をカタチにしたのがこの「HAL」。流行や時代に左右されない、いわば「究極の普通」「究極のシンプル」を具現化したデザインは、流行やその時の好みに左右されず、長く使うことのできるチェアとなっています。
スタッカブルという名の通り、6脚まで(床置きの場合)のスタッキングに対応した仕様です。通常のHAL Tubeよりも脚間寸法が広いベースとなっており、見た目からもその安定感を感じさせます。
世界の名デザインを揃える
スイスの老舗家具ブランド
1950年スイス創業の家具ブランド ヴィトラ(Vitra)。
創業当時は店鋪の重機などの製造をしていましたが、1957年からイームズ シェルチェアで有名なチャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソンらがデザインした家具の製造を開始しました。1967年からはヴァーナー・パントンと共にパントンチェアを独自に生み出しました。
以降も国際的にも評価の高いジャスパー・モリソン、マーク・ニューソン、ジャン・プルーヴェなど著名なデザイナーが手がけた名作家具やアクセサリー類の生産を行っています。
ヴィトラは独創的なデザインセンスや圧倒的な技術力を誇っているからこそ、代表的なデザイナーズインテリアの製造を現在も手がけているのです。
デザイナー
1959年生まれ、ロンドン出身。ロンドン王立芸術学院を卒業後、ベルリンにてデザインを学び、1986年「Office for Design」を設立。ロンドンとパリを拠点にグローバルに活動し、さらにJasper Morrison Ltd.の東京支社を2007年に開設。深澤直人とSuper Normalプロジェクトを設立するなど、活動は多岐にわたる。クライアントにはアレッシィやフロス、ローゼンタール、ヴィトラ社などの一流メーカーが名を連ね、今もっとも影響力のあるデザイナーの一人と言われています。
HALにはシェルカラー以外にも木製ベース、ウッド仕様のシートシェルなど、様々なバリエーションが存在し、用途や置く場所にも制限がないため、一般家庭から公共スペースまで幅広いシーンでお使いいただけます。
■シェルカラー
左からウォームグレーRE/コットンホワイトRE/アイスグレーRE/カードボードRE/アイビーRE/バサルトRE/ディープブラックRE/ブリックRE
■グライドカラー