生まれ変わったハッピービン
ミシェル・シャーロットが2016年にデザインをしたハッピービンは、わずかに波打つような有機的なフォルムで小さな彫刻作品のようなダストボックス。そのハッピービンが2023年、デザインはそのままに再生プラスチックを使った「ハッピービンRE」として生まれ変わりました。
控えめな主張
vitraのハッピービンは控えめなシンプルなデザインですが、蓋部分の有機的なカーブで程よい存在感を放ちます。ありそうでない唯一無二のデザインはメインのリビングだけでなく、書斎や子供部屋など各所に置きたくなります。(ルーキーはこちら)
ハッピービンREに使用される再生ポリプロピレンの原料は、ドイツの家庭ごみ収集「イエローバッグ」プログラムから生まれたもので、回収された使用済みのプラスチック容器は不純物と分別された後に、細断、洗浄、粒状化などの工程を経て、射出成形可能な再生ポリプロピレンに再利用可能で高品質な素材に生まれ変わります。
スイス人デザイナーのミシェル・シャーロットがジャン・アルプの漫画や彫刻にインスピレーションを得てデザインした、丈夫なプラスチック製のごみ箱です。リサイクル素材が持つ自然な色合いで、微量の顔料が散りばめられているため、素材の特性上、表面に小さな斑点が現れます。
選べる2サイズ
ハッピービンREは、SとLの2サイズからお選びいただけます。Sで上部直径Φ23.5cm、Lで上部直径Φ30.0cmとなります。
《こちらのページはSサイズです》
別ページにてvitraハッピービンREのLサイズを販売中です。サイズをお確かめの上、ご検討ください。
Lサイズはこちら
デザイナー
ミシェル・シャーロット (Michel Charlot)
スイス人デザイナー、ミシェル・シャーロット (Michel Charlot) はEcole Cantonale d'Art de Lausanne (ECAL),でインダストリアルデザインの課程を修了した後、ジャスパー・モリソンの下で修行しました。2011年、彼は独立し、バーゼルに自身のスタジオを設立、NAVA Design、Eternit、Camper、Beluxなどの企業向け製品の開発に携わり、ヴィトラとは、2013年より協働しています。
シャーロットがデザインをする際、コンセプト、デザイン、そして生産の効率化を大切にしています。彼はこれまでルクセンブルク、スイス、アメリカなどでも作品を展示し、数々の賞を受賞するとともに、2013年より、ECALと、東京の多摩美術大学でインダストリアルデザインを教えています。
世界の名デザインを揃える
スイスの老舗家具ブランド
1950年スイス創業の家具ブランド ヴィトラ(Vitra)。
創業当時は店鋪の重機などの製造をしていましたが、1957年からイームズ シェルチェアで有名なチャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソンらがデザインした家具の製造を開始しました。1967年からはヴァーナー・パントンと共にパントンチェアを独自に生み出しました。
以降も国際的にも評価の高いジャスパー・モリソン、マーク・ニューソン、ジャン・プルーヴェなど著名なデザイナーが手がけた名作家具やアクセサリー類の生産を行っています。
ヴィトラは独創的なデザインセンスや圧倒的な技術力を誇っているからこそ、代表的なデザイナーズインテリアの製造を現在も手がけているのです。