バブルランプを吊るすならまずは王道のミッドセンチュリースタイル。バブルランプの特徴的なデザインは、灯りを灯していない昼間でも存在感があります。(写真のイームズチェアとコントラクトベーステーブルのセットはこちら)
名作の誕生
現代まで愛される照明に
細いスチールフレームに特殊なプラスチックをスプレーでコーティングする制作行程は当時と変わらず、シンプルなフォルムから幻想的な光を照らし出すその美しさは、ミッドセンチュリーデザインのファンのみならず、世界中のユーザーを半世紀たった現代も魅了し続けています。
1908年 アメリカのコネチカット州ハートフォード生まれ。
1945年にシステムファニチャーの先駆けともなったストレージウォールが「ライフ」誌の記事で大きく取り上げられ、その記事を目にしたハーマンミラーの創業者D.J. デプリーがニューヨークのネルソンの元を訪れて、デザインディレクターを引き受けてくれるように依頼。
それに励まされたネルソンは自身のデザイン事務所「George Nelson & Associates」を立ち上げ、ハーマンミラーデザインディレクターを務める事になります。そして、その後25年の間にデザイナーとしてプラットフォームベンチ、ボールクロック、マシュマロソファといった名作を生み出しながら、当時無名だったイームズ夫妻の才能を見出し同社デザイナーとして推薦したり、イサム・ノグチ、アレキサンダー・ジラードらをハーマンミラー社に招くなどして、ハーマンミラー社を一躍世界的な家具メーカーへと成長させました。デザイナーであり建築家、そして編集者と多彩な顔を持つ、ミッドセンチュリーを語る上で外せない人物です。
シェードの素材はその質感から紙のように見えますが、ひとつひとつが特殊なプラスチックの繊維を手作業で細いスチールフレームの骨組にスプレーでコーティングして作られています。
この和紙のような質感が、日本の提灯のような幻想的な雰囲気を醸し出し、ぼんやりと放たれる穏やかな灯りが潤いと癒しを与えてくれます。
ランプの骨組みとなるスチールワイヤー。
スチールワイヤーを曲げるための治具は制作開始当初から使用しているオリジナルを継承しています。
スチールワイヤーを回転させ、特殊なプラスチックをスプレーしてゆきます。
スチールワイヤーとスプレーされたプラスチックが一体化したBUBBLE LAMPのシェエードが完成。
こうして和紙のような質感とプラスチックの弾力性を兼ね備えた表面が完成します。
バブルランプのコードカットについて
通常バブルランプのコード長は150cm近くに設定されていますが、ご希望があれば有料にてコードカットも承ります。
ご希望の際は商品カート直前のチェック項目から「コードカット」をご選択いただき、ご注文手続き画面の通信欄へご指定の長さ(引掛シーリングキャップからシェード最下部までの長さ)を記載の上ご注文を完了してください。
バブルランプをご検討中のお客様へ
この度はバブルランプの商品ページをご覧いただきありがとうございます。
こちらの商品は海外での生産となっておりますが、ご注文後スムーズに手配を進めるため下記内容の事前確認をお願いしております。