
置くだけで、余白が整う大谷石プレート
腕時計や香水、毎日使うものをぽんと置く。いつもの動作ですが、その置く場所が決まっているだけで、部屋が少し整って見えるから不思議です。
大谷石を削り出したこのプレートは、何かをきれいに飾るためというより、日常の暮らしの中で自然と空間が整っていくことを目指して作った、vanillaオリジナルのプロダクトです。

主役を引き立てる名脇役
お気に入りのものをただ置くだけでも、置く場所が変わると、見え方は少し変わります。腕時計やアクセサリー、香水や小さなオブジェも、置く場所が整うだけで、少しだけ特別な存在に見えてきます。
このプレートは、自分が主役になるのではなく、置いたものを引き立てるための存在です。

少しだけ高さを持たせ、空間とのあいだにゆるやかな境界をつくることで、"ここに置く"という意味を自然と生み出します。一度プレートの上にまとめることで、ばらばらだった小物同士の関係が整い、空間の中でもすっと収まるようになる。主張しすぎず、それでいて全体を整えてくれる。
大谷石ハーフラウンドプレートは、そんな名脇役のような役割を果たしてくれます。

空間に収まりのいいカタチ。
一般的な長方形ではなく、片側が半円になったハーフラウンドプレートでは、日本人に馴染みのある「白銀比」の長方形に半円を合わせたデザインを採用。
プレートを置く場所は、テーブルの上だったり、棚の上だったり、玄関だったり。そんな風にいろいろな場所で使えるように、四角でも丸でもなく、それでいて収まりの良いカタチに仕上げました。

四角と半円の組み合わせなので、四角の直線を壁に沿わせて置いたり、半円が持つカーブを見せるように置いたりと、プレート自体に向きがないので同じ場所でも様々な置き方を楽しめるのも特徴。
四角いトレイほどかっちりしすぎず、丸いトレイほど場所を取らない。いいとこどりがハーフラウンドプレートの魅力です。
大谷石のある風景
アロマやパロサントを焚くプレートとしてはもちろん、天然素材である大谷石は植物との相性も抜群です。さらに、USMハラーのような金属素材のインテリアと組み合わせることで、異素材のコントラストが空間に心地よいメリハリを生み出します。

ポータブルランプの台座としてもおすすめで、やわらかな光と石の質感が上質な雰囲気を演出。アンティークのオブジェや香水、メガネなどのファッション小物をディスプレイする場としても活躍し、何気ないアイテムさえも大谷石の上では洗練された佇まいへと引き上げてくれます。

大谷石について
大谷石(おおやいし)は、vanillaの実店舗キナルバニラがある栃木県宇都宮市の郊外、大谷町周辺で採掘される凝灰岩の一種。火山灰が長い年月をかけて固まってできた石で、やわらかく加工しやすいという特徴を持っています。
また、大谷石は世界三大建築家の一人、フランク・ロイド・ライトが好んで使っていたことも知られています。1923年竣工の旧帝国ホテルなどは有名ですが、この内外装材で大谷石を用いたのはライトが初めてと言われています。

石でありながらどこかやわらかい表情を持ち、淡いグレーの中に少し緑がかったような独特の色合い。表面には「ミソ」と呼ばれる茶色い斑点が入り、一つとして同じ表情のものがないのも大谷石の特徴です。

この大谷町の地域一帯は「大谷石文化」が根付く場所で、周囲には巨大な地下採掘場の跡地が広がっています。


vanillaオリジナルのハーフラウンドプレートの原石も地下から採掘されたものを使用しています。現在は採掘量も減り、採れる石も限られてきており、大谷石は決して無限にある素材ではなく、限りある資源でもあります。

採掘したばかりの大谷石は水分を多く含み色味も青緑に近いのが特徴です。乾燥や日光にあたることで石が焼けていき、その色味が変わっていきます。また、この経年変化は原石が採れる深さによってもその速さに影響が出る神秘的な特性も見られます。


大谷石は比較的やわらかい石のため、切る・削る・磨くといった加工がしやすく、昔から職人の手によってさまざまな形に加工されてきました。今回のプレートも、一枚の石から切り出し、形を整え、表面を仕上げるという工程を経て作られています。工業製品のように均一に仕上げるというよりも、石それぞれの表情を見ながら仕上げていくため、色味や斑点、細かな表情には個体差があります。

素材の特性について
大谷石ハーフラウンドプレートでは天然の大谷石を使用しています。素材の特性上、凹凸やミソと呼ばれる斑や大きめの凹みが表裏どちらでも見られます。凹凸以外でも、加工時の切削跡がみられる場合がございますが、製造時の特性としてご理解ください。また、基本的に一点もので同じ石柄はございません。(写真タップで拡大します)





