オレのリザーブシート
まるで誰かの予約がついた専用シートのような。または持ち主の分身とも言えそうな。
イームズLCWはそんな椅子だと思います。
後ろ姿から伝わってくる強烈な存在感たるや。人によってはオーラが見えるかもしれません。
その美しさを柳宗理さんも溺愛したとか。後にあの名作「バタフライスツール」が誕生するキッカケにもなったとも言われているようです。
一度見たら忘れないこの生きもののようなフォルム。
家族で寛ぐソファもいいけれど、そろそろリザーブシートを所有してみませんか?
木とは思えない柔らかい座り心地
素材が木であることを忘れてしまいそうな座り心地。
三次元に曲げられたプライウッドは、一切直線を持たない僕たちの体に優しくフィットしてきます。
わずかにしなる背もたれの柔軟性も心地良く。「まぁとりあえず、座ってみなよ」と言わんばかり。
断面が見せる積層のハイライトが、実はものすごく良いアクセントになっていることを、ファンは知っています。
色褪せても傷がついても、一緒に過ごした時間を共有できる、無垢では作れない不朽の名作。
座らない時でも
イームズのLCWはフォルムがとてもユニーク。そのため座っていない時は椅子と言うよりオブジェ。
ソファの横に置いてもいいけれど、あえて正面に配置して眺めるという楽しみ方もあります。
夜はスポットライトを当ててみると彫刻のような陰影があらわれ、生き物のような影を落としたりと、オーナーを飽きさせません。
寝る寸前までまったりと晩酌に付き合ってくれそう。
座らない時でも
ラウンジチェアと聞くとドッシリとした重量感を連想されがちですが、LCWは軽いのも大きな魅力。
好きな時に好きな場所に持っていって寛げます。
移動する時は背もたれを持たず座面を持ちましょう
見る角度によってまったく異なる魅力
上から見たかわいさ
シートと背もたれはどこかかわいい愛嬌を感じるシルエット。ウォールナットも木目もすこぶる美しい。
横から見た構造美
横顔は一転、構造が良くわかりラインの強弱に興味津々。計算されたたくましさを垣間見れる角度。
正面から見た安心感
しっかり踏ん張る4本の脚に安心感を感じる正面。一人掛けはやっぱりこれだなぁと思う玄人が増加中。
後ろから見た大御所感
一目でアイツだとすぐわかる、知名度のあるこの後ろ姿は大御所の存在感。幅広い芯が頼もしい。
ウォールナットの特性
LCW(左)は新品、DCM(右)は約3年展示していたものです。いずれもウォールナット突板のイームズプライウッドチェアとなります。
ウォールナットは経年変化によって色味が明るくなる特徴があります。また、新品のうちは必ず写真のLCWのように濃いブラウンとは限りません。いずれも天然素材による特徴とご理解いただければ幸いです。
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