オレのリザーブシート
まるで誰かの予約がついた専用シートのような。または持ち主の分身とも言えそうな。
イームズLCWはそんな椅子だと思います。
後ろ姿から伝わってくる強烈な存在感たるや。人によってはオーラが見えるかもしれません。
その美しさを柳宗理さんも溺愛したとか。後にあの名作「バタフライスツール」が誕生するキッカケにもなったとも言われているようです。
一度見たら忘れないこの生きもののようなフォルム。
家族で寛ぐソファもいいけれど、そろそろリザーブシートを所有してみませんか?
木とは思えない柔らかい座り心地
素材が木であることを忘れてしまいそうな座り心地。 三次元に曲げられたプライウッドは、一切直線を持たない僕たちの体に優しくフィットしてきます。 わずかにしなる背もたれの柔軟性も心地良く。「まぁとりあえず、座ってみなよ」と言わんばかり。 断面が見せる積層のハイライトが、実はものすごく良いアクセントになっていることを、ファンは知っています。 色褪せても傷がついても、一緒に過ごした時間を共有できる、無垢では作れない不朽の名作。