イームズLCW | インテリアショップvanilla
はじまりの椅子
2人のイームズとハーマンミラー。そのはじまりの椅子となったのがこのプライウッドチェアです。中でもこのLCWは背座だけでなく、脚やフレームまでもがプライウッド。まさに木に包み込まれるラウンジチェアは、一人の時間を至福の時間に変えてくれます。
最初は綺麗だった木目も時間と共に細かい傷が増えていく。傷を見返すたびに思い出が蘇る。そんな時間をLCWではじめてみませんか?
原点となった”添え木”
イームズとハーマンミラーの初のプロダクトとなったプライウッドチェア。実はこれよりも前にイームズはプライウッドを使ったプロダクトを手がけていました。それがレッグスプリントと呼ばれる、負傷した人間の足を固定するための”添え木”です。
当時は第二次世界大戦真っ只中。戦争という悲しい背景のもと生まれたレッグスプリントですが、それが後のプライウッドチェアの原点となり、ハーマンミラーとの出会いに繋がりました。
イームズのプライウッドチェアは誕生後、世界中のデザイナーにも大きな影響を与えています。日本でも柳宗理がLCWをルーツにバタフライスツールをデザインしたと言われています。
暮らしに溶け込む名作椅子
素材としての木材が持つ可能性を追い求めて生まれたLCW。まるで生きているかのような、しなやかな曲面。イームズの魔術によって、木は自分の硬さを忘れてしまったのかもしれない。見えない透明のクッションが付いている?そう思ってしまうほど、柔らかくそして優しく身体を包み込んでくれる名作椅子。でも決してアートや美術品というわけではなく、毎日の生活で使う道具の一つとして長く座りたいそんな椅子と言えるでしょう。
その木目一度きり
木目はその木が数十年〜数百年生きた証、いわば人生そのものです。その木が伐採され一度は終えた人生も、椅子という新しい命が吹き込まれることで、私たちの手元にやってきます。
イームズのLCWは背・座・脚・フレーム全てが木製。これから自分だけでなく、子供、孫の世代その先まで使い続けるであろう椅子。それなら木目を選びたい。どんな人生がこの木目を作り上げたのか。そんな妄想にドキドキ、ワクワク胸を踊らせましょう!
木の人生は過酷です。嵐に遭い、時には鳥に突かれ、虫に食べられて。でも時が過ぎればそれらは木にとっての思い出話。それをナチュラルマークとして、私たちが楽しむ番です。
木目を選ぶということはストーリーを選ぶということ。vanillaでその選ぶお手伝いをさせてください。あなたとLCWのストーリーがまもなくはじまります。
もっと早く知りたかった
イームズチェアと聞いてすぐに思い浮かぶのはプラスチックやFRPの椅子。そして憧れるのはイームズラウンジチェア。
じゃあこのプライウッドチェアってなんだろう?そう考えると、ちょっとイームズに詳しくなってから知れる椅子なのかなと思います。イームズの良さを知ったからこその通なセレクト。
イームズの世界にちょっと踏み込んで知れる椅子は、イームズラウンジチェアのような本革のクッションはありません。
でもイームズの原点となった素直な三次元のプライウッドには温もりがあります。そして、このよさをもっと早く知りたかった。そう思わせる椅子です。
vanillaで販売しているHerman Miller製品は全て、Herman Miller Japanから仕入れる正規品です。もちろん、イームズアイテムも全てHerman Millerの正規品となりますのでご安心してご検討ください。