伝統と歴史を受け継ぐチェア
1956年ヴィルヘルム・ラウリッツェンの手によりデンマークのコペンハーゲンにコンサートホール「VEGA/ヴェガ」が誕生します。
今も健在のVEGAはデンマークの中では歴史と伝統が詰まった名誉あるコンサートホールとして愛されています。
このVEGAが建てられる時に一緒に設計されたのがVEGAチェアなのです。
1956年からこのVEGAチェアを見れるのはコンサートホールVEGAだけでした。 設計者のヴィルヘルム・ラウリッツェンによる設計事務所「ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ」設立100周年の節目にカール・ハンセン&サンとのパートナーシップにより復刻されることになりました。
バランスの良い万能チェア
VEGAチェアの魅力はバランスの良さ。
シンプルながらにも個性があるデザイン。
スタッキングが可能で、持ち運びしやすい機能性。
広めの座面と稼働する背もたれ、安定した座り心地の実用性。
コンサートホールで使われるだけあり実によく考えられた設計になっていると感じます。
家庭用としてだけでなく、オフィスや店舗などで使用してもよし。
並んで佇む様子も統一感があり美しいチェアです。
細部への拘り
美しい曲線を描く座面、背板を華奢なフレームが支えています。
グライズは珍しい木製を採用。
細部にもこだわりを感じる一脚となっています
デザイナー
Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・テオドア・ラウリッツェン)
ヴィルヘルム・テオドア・ラウリッツェンは、デンマークを代表する建築家であり、デンマークモダニズムの父とも呼ばれています。今日、彼が手がけた多くのプロジェクトは、当時としては画期的な、形態に機能を従わせた建築の好例として残されています。彼はそのキャリアを通じて、建築は一部の特権階級のためだけでなく、すべての人のために役立つ応用芸術であるべきだと主張しました。ラウリッツェンの才能はインテリアデザインにも発揮され、彼はそのキャリアを通して、ドアハンドル、灰皿、手すり、ランプ、ソファ、椅子など、あらゆるものを手がけました。
ご購入前にご確認ください
VEGAチェアは天然木を使用しておりますため、木の模様や色の濃さ、節やシミなどが個体によって異なります。
また、稀にガタ付きがございますが、荷重により脚が四方に広がりガタ付きを軽減する構造となります。
商品の特性として予めご了承の上、ご検討いただけますと幸いです。