生まれ変わったHALファミリー

HALは、ジャスパー・モリソンが、チャールズ&レイ・イームズ夫妻がデザインしたプラスチックチェアを再解釈したチェア。vitraの中でもロングセラーと言えるのHALは、サスティナビリティを意識し再生プラスチックのシェルを使用した「HAL RE」に生まれ変わります。

HALのシェルに使用される再生プラスチックは、ドイツで「イエローバッグ」 プログラムと称される、プラスチック容器や缶、アルミニウムなどリサイクル可能な家庭廃棄物に由来します。これにより、気候変動に影響を与えるCO2の排出量を削減でき、エネルギー消費が大幅に軽減できるようになりました。尚、リサイクル素材はその特性上、全てのカラーに小さな斑点が現れますが、使用面での安全性・耐久性には問題はありません。また、シェルは100%はリサイクル可能で末長くお使いいただけます。

「座る」を形にした椅子。

デザイナーはジャスパー・モリソン。彼は「スーパーノーマル」をデザイン哲学に掲げています。スーパーノーマルを直訳するなら、「超普通」。そう、超普通なんです。
でもそもそも普通ってなんでしょうか？
定番？平凡？ベーシック？シンプル？
このモノが溢れかえった時代に、改めて「普通」をデザインすることはとても難しいことだと思うんです。 一周回ってやっぱりこれがいいなぁ。そう感じたことありませんか？そう思えるのは、そのモノのデザイン密度が詰まっているから。
椅子のデザインはたくさんあります。色々見て、探してからこの椅子を見るとその良さに気付くことができるはずです。