赤べこのvanilla特注品 バニべこ | vanilla

バニべこは可愛いスイーツのような存在

めんげ〜こじはんみでぇ

福島弁で「かわいいオヤツみたいだね」の意味。
強さにまつわる伝説から子供のお守りとして知られる福島県会津地方の民芸「赤べこ」。例えるなら田舎のおまんじゅうのようなもの。べこは東北地方では牛を意味します。伝承物のため、いつ誕生したかは定かではなく、形も数種類あるようです。
そんな地元のクラフトをもっとたくさんの人に知っていただきたいという思いから、vanillaの別注カラーを作ってもらいました。vanillaだけにバニラアイス色で。
コーヒーを誘うスイーツみたいなこのべこの名前は「バニべこ」。例えるなケーキのような存在。 インテリア、スイーツ、コーヒー好きなみなさんに気に入っていただけたら、うんと嬉し(とても嬉しいです)。

今も昔も聞き上手

頭に触れるとゆっくりうなずいてくれます。「うんうん、それでいいんだよ。そうだよね。」と言っているかのように。毎日駆け足で過ぎ去る時間が、ゆっくり歩き出したように感じさせてくれる独特な動きが魅力です。べこが大きいほど長くゆっくりうなずきます。


コーヒーを誘うアフォガードのようなバニべこ

アフォガードのような

良く行くお気に入りのショップのような、すべてブランドものでスキがない空間って、憧れますよね。
でもそれが自宅だったらどうでしょう。ちょっと緊張して、くつろげない方もいるかもしれません。
そんな時は適度なヌケ感を作るのがオススメ。少しミスマッチなくらいでも小さければ、さすけね(大丈夫)。
でも、女性しか喜ばない甘々なキュートさや、オジさんにしか響かないシブシブな存在よりは、この二つを掛け合わせたような、大人かわいい塩梅がベター。
例えば、バニラアイスにエスプレッソをかけたアフォガードのように。
バニべこはそんな存在です。

イームズとマツコ・デラックス

ご存知の方も多いかもしれませんが、赤べこファンと言えばマツコデラックスさんが有名です。ご自宅にはたくさんの大小様々な赤べこがズラリと並んでいるそうです。
また、イームズハウスにも赤べこがあったことで知られています。ハウスバードと同様、旅先の思い出として買って帰ったのでしょうか。民芸品はその地に行った時の思い出を詰め込むタイムカプセルのようなものだったのかも、しんにない(しれませんね)。


手と機械でバランスよく、安定的に

製作現場

製作現場

バニべこは、西会津町にある野沢民芸で作られています。製作現場では手作業と機械作業をバランスよく使い分け、手作り感を残しつつ、個体の少ない工夫がたくさん。
バニべこのバニラ色は、ベンジャミンムーアというアメリカの塗料を使用。サンセットピーチとうカラー名もあって、ほんのり赤みを帯びているようにも感じます。ベンジャミンムーアは匂いがほとんどなく、人にも優しいことからとても人気のある塗料です。アメリカでは主に内装用のペイントとしてポピュラーなもの。
その中から、バニべこはツヤの少ないタイプをセレクト。赤べこよりもマットで質感のある仕上がりはバニラアイスに似ているかも。もちろん、ひゃっこぐないよ(冷たくはないですよ)。

サイズは3種類、小さい方から1号、2号、3号。 1号はとても愛くるしいフォトジェニックな存在。うなずきはちょっと早め。 2号はちょうどいいサイズ感で店頭でも一番人気。うなずきもちょうどいい感じ。 3号はゆっくりで長くうなずく癒しの存在。ずっと見ていられる存在です。

バニべこ1号
バニべこ2号
バニべこ3号
バニべこ3兄弟